子どもと、スマホ

こんにちは。

 

スマホ、またはタブレット

子育て中のママにとってそれは諸刃の剣なのではないでしょうか。

 

与えている間、子どもは非常に大人しく、じっとしているし、五月蝿くもない。

「一緒に遊ぼう、一緒にやろう、一緒に!一緒に!」「がしゃーん、どたばた、ぎゃーぎゃー」から、解放してくれる奇跡の道具。

 

私は、活用しまくってます。外出しない時でも、一回に20分位で一日に少なくとも1時間は見せていると思います。

 

特にPMS中の怒りに満ちた状態の時には、利用時間がどうしても増えます。

 

教えていない言葉を覚えていたり、歌を覚えたり、動画の影響を受けて、片付けをすんなりやるようになったり、自分で服を脱ぐようになったり(脱げないけど。努力するようになった。)

 

子どもって、母親がいくら努力しても全く進歩しなかったのに、他の大人とか、同世代の子どもとかの様子をみて、すんなり成長する瞬間がありますよね。

 

まだ保育園行かせてないし、ママ友もまだいないし、基本的には母親一人で子育てしている状態の私にとっては、youtubeの動画というのは、そういう部分を手っ取り早く補ってくれる物でもあります。

 

しかし一方で、どの育児書を読んでも、子どもにスマホはNG扱いされている事が多く、やれ目が悪くなる、やれ寝付きが悪くなる、やれ電磁波が悪影響、ブルーライトが悪影響・・・。

 

でもこんなに便利なのに・・・。一発で静かになるのに・・・。

本当に使ってはいけないのか・・・。

 

この葛藤に、私なりに結論が出たので、それを書こうと思います。

 

ニュース番組で、子どもとスマホの問題を取り上げているのを見たんです。

 

子どもが一人でスマートフォンタブレットを触っている時の脳の動き?を測定した映像が出ていたのですが、

 

脳の、動いている場所に色が着くタイプの測定器なのに、ほぼ真っ白のまま。

子どもは熱心にタブレットで動画を見たり、ゲームをしたりしているのに、やっぱり真っ白。

 

この状態というのが、眠っている時の状態に近いというナレーションを聞いて、色々と腑に落ちた部分がありました。

 

子どもにスマホを使わせているとき、途中で変なとこ押して動画が中断したり、電池が切れて見れなくなった時のイライラの仕方というか、ぐずり方が、

 

夜中におむつがぬれて気持ち悪いとか、おなかがすいちゃったとかで起きてぐずるときと全く同じなんですよね。

 

そういうことだったのかーと。

 

それで改めて、スマホいじってる時の子どもの表情をよく見ると、すごくうつろで、なんか変な顔なんですよね。

 

【子供が危ない!】半開きの口、力の無い目・・・テレビに釘付けの子供たちの表情が恐ろしい・・・

 

上記のサイトでは、テレビを見ている状態の動画ですが、うちの子も、この動画の子ども達みたいな表情をしているのに気づいて、ちょっとぞっとしちゃって。

 

そのニュースでは、専門家の人が、親が一緒に動画について話したり、ゲームをやったりすると、全然違うと説明しながら、実際に親が関わっている場合の脳の動きを映していたんですが、

 

めっちゃ色ついてるー。

めっちゃ脳、動いてるー!

 

さっきと同じ動画やゲームなのに、親がちょっと関わるだけで、こんなに違うとは!

 

早速、子どもにyoutube見せながら、色々話しかけてみました。

そしたら、お地蔵さんのように固まって、無表情だった息子が、一生懸命身振り手振りしながら、しゃべろうとするんですよね。

 

何回も見ているお気に入りの動画だと、「これどうなるのかな?」って聞くと、おぼつかないながらも説明しようとしたり。 もう目の輝きが全然違う。 

 

あぁ、これはもう、一人でスマホ触らせるのは極力やめよう。

 

と思った訳です。

 

しかし!そうはいっても便利!今となってはこの文明の利器を手放すのは堪え難い。

 

そこで、

子どもが大好きな動画を何度も一緒にみて、音声だけで動画の内容がわかるようにしておき、そばにいなくても音が聞こえていれば

 

「もうすぐバイキンマン出てくるね。やっつけられるかな?」とか

アンパンマン強いね。かっこいいね。」とか

 

声かけ出来るように修行。

 

「新幹線かっこいいね。みー(子どものあだ名)が持ってる新幹線全部持ってきて」

「同じのあるかな?」とか

 

「今、どんな風になってる?見せにきて」

 

とかいうと、喜び勇んで持ってくるし、見せにきてくれるので、両手が塞がっていても相手が出来て助かります。

 

自分で絵本眺められるようになったら、少しずつスマホの時間も減らしていけるかなと、今は絵本の読み聞かせ時間を増やしています。

 

スマホに子守りをさせるのではなく、スマホも使って子育てしよう。

便利な所は利用しつつ、悪影響にならないように工夫しながら、付き合っていこう。

これが、私なりの子どもとスマホの結論なのでした。